職場の経験が成長を左右する

なかなか成長できず、苦しんでいる看護師は少なくありません。また、人間関係がうまくいっていないケースもあります。そのような問題を解決して成長に繋げるには、どうすればいいのでしょうか。まずは1つは、できることを見つけましょう。人の厄介な一面に現状を保とうとする心理があり、成長できない人は後ろ向きになる傾向があります。成長を望む自分がいる一方で、できないままでいいと感じてしまうのです。その結果、できないことに目を向けてしまい、後ろ向きになります。そこで有効的なのが、客観的に考えることです。何ができて何ができないのかを認識すると、結果として飛躍的な成長に繋げられます。

職場の人間関係がうまくいっていない場合、転職を考えるよりも先に、それ以外でできることを試してみましょう。人間関係を構築する基本ですが、明るく挨拶をしてなるべく相手に好意を持ちます。親しくなれば、仕事のやり方や有効な考え方を教えてくれるようになるかもしれません。ですが、こちらが好意を示してもあまり変化がなかったり、やっぱり合わないと感じたりした際には、転職してしまった方が早く成長に繋げられます。

客観的な視点で自分を見つめて、できることをコツコツと進めるのがいい方法です。できないことに目を背けてはいけませんが、これはあくまでも成長するための反省点を見つける要素です。そこで自分を追い込むのは成長の阻害になってしまい本末転倒ですが、しっかりと割り切るのが大切となります。